megane AirFly  視力
眼鏡やコンタクトの度数を決める時、テストレンズをあれこれ試しながら決めていくわけですが、こんな言葉を聞いたことはないですか?
「これは過矯正だね」と。
この過矯正とは一体なんのことか?を説明します。
過矯正とは、見えすぎてしまうくらいの矯正(視力補正)を過矯正といいます。よく見えすぎてしまっているので、眼の中の筋肉などを必要以上に使ってしまい、眼精疲労などに繋がる恐れがあります。

過矯性かどうかを判断する方法の1つとして下の「レッド・グリーンテスト」があります。

近視の人で、
1. 赤と緑がどちらも同じくらい見える→適正
2. やや赤が見えやすい→低矯正
3. やや緑が見えやすい→過矯正
となります。

遠視の人は、赤と緑の見え方を反対にしてテストして下さい。

1. 赤と緑がどちらも同じくらい見える→適正
2. やや赤が見えやすい→過矯正
3. やや緑が見えやすい→低矯正
その日の環境や体調にもよりますので、目安と思って下さい。

megane AirFly  視力 レッドグリーンテスト

また、眼鏡を使う時はおおむね1.0程度が適切と考えられています。1.5や2.0は過矯正と思われます。
自分もわざと2.0になるように眼鏡を作ったときは、眼がギンギンしていたことを思い出します。

レーシックの場合、まず過矯正(気味)に手術します。
自分がレーシックを受けた時は、医師から「まず2.0見えるようになります」と言われたので、
「先生、それは過矯正ではないですか?もう少し落とせませんか?」と質問しました。すると、
「術後数ヶ月で少し視力が戻って1.0~1.2ほどで落ち着きます。今仮に1.2で手術しますと0.9とか、少し足りないかなと思われる度で落ち着いてしまうかもしません」と答えられました。よって医師の指示通りに手術しました。
術後、翌日の視力測定では2.0!と見えすぎて怖いくらいでしたが、今は片眼で1.0~1.2、両眼視でギリ1.5と程よく落ち着きました。

もし眼がギンギンしたり、眼精疲労がひどいなーと思われたら、それは過矯正が原因かもしれません。最低でも1年に1度は視力測定や視力検査を受けることをオススメします!

※過橋性かどうかは個人差があります。信頼できる医師や眼鏡販売店などでよくご相談下さい。